2013年1月18日金曜日

アイディアファクトリーの新作,PSP「ジェネレーション オブ カオス 6」はRTS風の戦闘とダークな世界観が

 女性向けブランド「オトメイト」や関連子会社のコンパイルハートなど,独自の布陣をひくアイディアファクトリーは,今夏に向けてガッツリと遊べるRPGを3タイトルも市場に投入する。その第1弾となるのが,2012年6月28日に発売予定のPSP用ソフト(以下,GOC6)だ。  アイディアファクトリーのRPGといえば,最近はコンパイルハートから発売される「」や,「」などのように,どちらかといえばビジュアルでプレイヤーを引き込んでいくタイプの作品が目立っていた。  しかしGOC6はコアなゲーマーをも取り込みそうな戦略性の高い戦闘システムを前面に押し出してきた。  開発は,過去に「ユグドラ?ユニオン」といった作品を手がけ,ゲームシステムの構築には定評のあるスティングが手がける。GOC6は,アイディアファクトリーとスティングの共同ブランド「スーパースティング」の第1弾タイトルとして発売されるタイトルでもあるのだ。  2005年に発売されたPS2用ソフト「新天魔界 ジェネレーション オブ カオス V」以来,7年ぶりとなるシリーズ最新作は,スティングというパートナーを得てどのようなゲームに進化したのか。今回はその魅力を,実際にアイディアファクトリー本社で確かめてきた。 RTS風に展開する戦闘がゲーマー心を刺激する!  多くの場合,作品の紹介をするときには世界観や物語の説明,ディアブロ3 RMT,キャラクターの紹介を冒頭に置くのがセオリーだが,今回はちょっと後回し。その前に本作の最も“そそられる部分”をお伝えしよう。  GOC6の魅力はなんといってもアクティブバトルと呼ばれる戦闘システムにある。  平面のマップに敵味方のユニットや拠点などが配置されており,味方ユニットに指示を出して,敵ユニットを倒しつつ勝利目標の達成を目指すという前提と目的は一般的なSRPGと変わりない。だが,この「アクティブバトル」の特徴は“リアルタイムで戦闘フィールドの状況が変化していく”という部分にある。  リアルタイムのバトル,というと複雑なゲームシステムを想像するかもしれないが,操作方法自体は非常にシンプル。味方ユニットに目的地を指示すると,ユニットはそこに向かってまっすぐ歩いていくため,基本的には,攻撃したい敵ユニットや占拠したい拠点を指定するだけでOKだ。 ユニットは目的地を指示して移動させるが,リネージュ2 RMT,ユニットが辿るルートを点で指定することも可能  ただ,味方が行動している間にも,マップでは敵ユニットが動き回り,敵軍の砲弾が縦横無尽に飛び交う
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