こんなストーリーが,個性的にもほどがある登場人物達&B級映画ばりに味のあるセリフ回し(下ネタもふんだんに含む)でスピーディに展開していく。とくにランカー達のアクの強さはかなりのもので,戦闘開始前に語られる彼らの事情や異常性に触れるにつれて,プレイヤー自身の頭の中までB級テイストになること間違いナシだ。 スタイリッシュな画面構成と下品なセリフ,セーブポイントはお手洗い。これが本作のすべて……というのはさすがに言い過ぎか 本作のジャンルは,“殺し屋アクションアドベンチャー”。アドベンチャーとは? ということを考え出すと少々ややこしくなるので割愛するが,ゲーム自体のキモとなるのは,ビーム?カタナとプロレス技を駆使しての“殺し屋アクション”,すなわち戦闘である。 操作方法は,ひたすら「A」ボタンを連打し,とどめを刺す瞬間にWiiリモコンを画面の表示に従って振るか,「B」ボタンによって繰り出せる打撃技で敵をピヨらせたあと,もう一度「B」ボタンで掴み,maplestory RMT,Wiiリモコンとヌンチャクを画面の指示どおりに振ってプロレス技をかけるか……といった形である。 ランカー達との戦い(ランキングバトル)は,基本的に1対1のシングルマッチだが,ランカーを“ボスキャラ”という言葉に置き換えるならば,ボスキャラにたどり着くまでの各ステージには,ザコがわんさか現れる。これらをバッサバッサと斬りながらステージを攻略していく過程は,非常に“無双”的といえる。いや,とどめにWiiリモコンを振るアクションに爽快感を感じられれば,それ以上の楽しさを味わえるはずだ。 トラヴィスが使うプロレス技に関しては(長々と語りたいので)後述するが,位置づけとしては“必ず使わなければならないもの”ではない。ランキングバトルでランカーに大きなダメージを与える効果は確かにあるが,ビーム?カタナで斬りつけるだけでも勝つことはできる。どちらかというと,“見せ技”であり,ともすれば単調になりがちなAボタン連打での戦闘に,操作感と視覚の両面でプレイヤー自らが変化を付けられるようにするためのものに感じられた。プロレス技は,“カッコ良く戦うため”の手段なのである,DQ10 RMT。 相手をぐらつかせたら,「B」ボタンでグリップし,画面の指示どおりにWiiリモコンとヌンチャクを振ればプロレス技でぶん投げられる ストーリー展開のテンポは抜群だが,移動がそれを妨げる ランキングバトルに挑むために,所定の金額を振り込む必要がある
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