2013年1月24日木曜日

スパイク「HOMEFRONT」のムービーと最新情報を公開。占領され,変わり果てたアメリカを舞台に,レジスタ

 スパイクから2011年4月14日にリリースされる予定の「HOMEFRONT」(/)は,これまで何度かお伝えしてきたように,大朝鮮連邦に占領されたアメリカを舞台に,レジスタンスの戦いを描くという非常にユニークな設定のFPSだ。欧米では2011年3月にリリースされており,好調な売り上げを記録しつつあると報道されている。  そんなHOMEFRONTの最新ムービーがスパイクから公開されたので,上に掲載した。内容は,ゲームのバックグラウンドを短いシーンの積み重ねで紹介するという,緊迫感あふれるものだが,「おや?」と思ったのはたぶん本作を気にしている人。そう,パッと見,2010年6月に開催されたElectronic Entertainment Expo(E3)での日本語版という雰囲気。“2010年のE3で最高のプロモーションムービー”と評するメディアも多いだけに,リネージュ2 RMT,その内容が日本語で理解できるのは嬉しい話だ。  もっとも,まったく同じというわけではなく,細かい部分が入れ替わっていたり,付け加えられたりしているので,なにはともあれ見てほしい。  ムービーにもあるように,HOMEFRONTの背景となるのは2027年。主人公は,元海兵隊パイロットの,ロバート?ジェイコブスだ。物語の概要だけを聞くと,色モノっぽい作品なのか思うかもしれないが,ストーリーに「地獄の黙示録」の脚本や「若き勇者たち」の監督を務めたハリウッドの硬派,ジョン?ミリアス氏を迎えているだけに,極限状況に置かれた人々が見せる重厚な人間ドラマが演じられるという。  アメリカ人は必ずしも一枚岩ではなく,この状況を利用し,武装して無法の限りを尽くす連中もいる。彼らは,占領軍以上に危険であり,主人公がアメリカ人を相手に戦う場面も出てくる。シングルプレイモードで主人公は,さまざまな人々と出会い,あるときには一緒に戦い,あるときには裏切られることになる。  占領下のアメリカのディテールも見事だ。メインストリートに家族経営の小さな店やパン屋,銀行などが並ぶ,いかにもアメリカという雰囲気の小さな街に突然,完全武装の兵士が表れ,バリケードが敷かれ,罪のない人々が殺されていく。こうした日常と非日常の鮮やかな対比も見どころになるだろう。  マルチプレイでは,柧━博`ムショウで行われたでもお伝えしたように,最大32人のプレイヤーによる戦いを体験できる。しかも,デベロッパであるKaos Studiosの前作「Frontlines Fuel of War」のように,戦闘ヘリコプターを使った,非常に大規模な戦いを繰り広げることになるのだ。最近のFPSでは歩兵同士の戦闘,つまり白兵戦をテーマにしたものが多いので,ro rmt,HOMEFRONTのマルチプレイを新鮮に感じる人も多いかもしれない。  また,戦闘中に敵を倒したり,目標を制圧したりすることで得られるバトルポイントを使い,特殊兵器やビークルを購入できるというシステムも特徴の1つだ。詳しくは,上記の記事を参考にしてほしい。  ゲームモードとしては,「グラウンドコントロール」「チームデスマッチ」「バトルコマンダー」の3種類が用意されている。グラウンドコントロールは,マップにある複数の目標を占領,維持するというもの。維持を続けることでチームにポイントが入り,それが一定の値になると占領したチームがそのラウンドを取ることになる。2ラウンド先取したチームの勝利だ。  FPSプレイヤーならよくご存じのように,チームデスマッチはひたすらキル数を稼いでいくもの。制限時間内に所定のスコアに達するか,終了時点でスコアの高いチームの勝ちだ。  バトルコマンダーはかなりユニークで,グラウンドコントロール,チームデスマッチの最中,活躍している兵士,ドローン,搭乗兵器などが「脅威」として認定されるというもの。脅威となったプレイヤーの居場所は敵チームに通知され,狙われる身となるが,その代わり,防御力や攻撃力がアップするのだ。レベルは最大で5まであり,敵に倒されることなく活躍を続けることで,脅威レベルはアップしていく。   ■マルチプレイのスクリーンショット  というわけで,今回スパイクから公開された新情報は以上のようなもの。4月14日の発売日に向けて,さらにいろいろな情報が公開されていくのは間違いないので,続報にも期待してほしい。
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