2012年12月13日木曜日

“「モンスターハンター3(トライ)G」春期講習12”レポート:特別講師のアメリカザリガニや福田 萌さんら

 カプコンは,ニンテンドー3DS用ソフト「」のイベントを,2012年3月17/18日の両日にわたり,柧┒寄冥情_催した。
 これは,モンスターハンター公式ファンクラブ「モンハン部」部員が対象で,の記事でお伝えしたように,事前応募に当選した人のみ参加できた,完全招待制のイベントだ。今回は,そのイベントレポートをお伝えしよう。

朝礼前に,「あなたの身近な“モンハンあるある”」や「あなたにとって,モンハンとは?」といったアンケートに答える。Orecchiの珠玉のネタが採用されなかったのは,きっと関係者だからだ……よね……
 今回の“春期講習”は,大阪,柧?都市で開催されているイベントで,大阪と柧─祥_催済み,福岡では3月24日に実施される予定だ(※申し込みはすでに締め切られている)。
 そのネーミングどおり学校の授業を模したスタイルで「MH3G」を楽しみ,プレイヤー同士で交流を図るというもの。大阪と柧─扦希疚铯窝¥釄訾趣筏剖工铯欷皮い俊!爸v習”というスタイルでは,2008年に開催された「」(PSP)の以来,実に4年振りとなったイベントである。

 今回は,参加者全員が集まって“朝礼”を行ったあと,ハンターランク(HR)で分けられた“クラス”ごとに講習を行い,最後に“終礼”で締めるという流れとなっていた。
 まずは,朝礼で参加者達が大教室に集合したのだが,その数はおよそ300人弱。柧┗釄訾扦现v習が計5回実施されたので,どの開催も同程度の人数だったとすると,1500人近くが参加したことになる。さすがはモンハンというか,すさまじい数に驚かされるばかりだ。
「モンスターハンター3(トライ)G」プロデューサーの辻本良三氏  最初に,各クラスを担当する“教官”が自己紹介。皆さんHR50以上と,けっこうやり込んでいたのだが,中でもMCを担当した三浦麻美さんがHR133と自己紹介すると,会場からは驚きの声が上がっていた
 続いては,「MH3G」プロデューサーの辻本良三氏が,“校長”として登壇,アラド戦記 RMT。来場者に向けて挨拶をするとともに,朝礼には付き物(?)の“校長先生のお話”を行った。
 辻本氏は,2012年12月に発売された「MH3G」のボリュームは大きく,まだ遊びきれていない人も多いだろうとコメント。まだ他プレイヤーと一緒にプレイしたことがない人は,この機会にその楽しさを体験してほしいと,今回“春期講習”を開催した意図を説明した。

 続いて,特別講師として,アメリカザリガニのお二人(柳原哲也さん/平井善之さん)と福田 萌さんが登場。以前,テレビ柧─欠潘亭丹欷皮い糠M「モンハンぷらす 一狩りいこうぜ!」が,特番「モンハンぷらす一狩りいこうぜ3G」として帰ってくることを報告した()。なお,本番組は3月20日(祝)の8:30?9:00にテレビ柧─欠潘亭丹欷搿T缙黏嗍证嗜摔希h画予約をしておくといいだろう。

 また,登壇者からは,番組の裏話も披露された。たとえば,「G級クエストで手に入る,とある素材を22個集めるまで帰れない」という企画が行われたのだが,平井さんのロケ当日のHRは4。企画をやる前に平井さんのHR上げをやるハメになったと,柳原さんが暴露していた。
 ちなみに,ロケが行われたのは,柧─谴笱─丹盲咳栅坤盲郡饯Δ馈!皟鐾痢堡扦违恁堡嗓韦瑜Δ胜猡韦坤盲郡瑲荬摔胜肴摔戏Mで確認してほしい。

会場の物販コーナーで販売されるグッズの紹介も行われた
 朝礼のあとは,参加者達はコースごとに教室へと移動。
 今回は,HR2以下を対象にした「初心者ハンター 個別指導コース」をはじめ,HR3?5対象の「G級ハンター 育成コース」,HR6以上の「G級ハンター 強化コース」,女性ハンターだけが参加できた「女性ハンター 交流コース」の計4コースに分かれて,それぞれが講習を行った。
 なお,そのほかにもHR8以上のハンターを対象にした「ふらっとハンター 参加コース」もあり,こちらは「初心者ハンター 個別指導コース」参加者の指南役として,初心者ハンターのクエストに同行するという役割になっていた。

 講習の流れは,どのコースでも基本的に同じで,まずは「モンスターハンターフェスタ」などでもおなじみの「モンハン模試」が行われた。
 これは,計10問出題される「MH3G」に関する3択クイズに答えるものだが,解答時間はわずか4分。中にはけっこう難度の高い問題もあったので,100点満点を取るのは難しいだろう。
Ustream番組「ハギとこ!」のMC“ハギー”としておなじみ,カプコン パブリシティ企画推進室 室長の萩原良輔氏もテストを受けていた 気兼ねなく撮影できる被写体を見つけたメディアが,ここぞとばかりに萩原氏を撮影。萩原氏の“モンハン模試”の成績は,の放送で公開される……かも?
 そのあとは,3?4人のグループに分かれ,ギルドカードを交換してから,それぞれが思い思いに狩りを楽しむ時間になった。
 では,Orecchi(HR7)が「G級ハンター 強化コース」に参加させてもらったのだが,彼に同行してくれたハンター達は,いずれもHR100以上のツワモノばかり。最初は,そのHRの差にOrecchiも恐縮していたようだが,クエストを重ねていくことで緊張もほぐれ,しばらくすると,和気あいあいとプレイできるようになっていた。
 また,ある程度時間が経過したところで席替えを行い,より多くのハンター達と交流できるような配慮がなされていたのも印象的だった。

 もう一つで取材したのは,「初心者ハンター 個別指導コース」。こちらは,HR1?2を対象にしたコースで,この日初めて「MH3G」をプレイする人や,ソロではやり込んでいるがマルチプレイの機会がないという人まで,参加者は非常にバリエーションに富んでいた。
 oNoが参加させてもらったグループでは,シリーズ経験者だがマルチプレイの機会に恵まれなかった女性ハンターさん2人と,指南役のふらっとハンターさん1人でプレイ。プレイに関しては問題なさそうということで,キークエストをクリアしてHRを上げていくことになった。
 なお,同行してくれたふらっとハンターさんは,楽しむ間もなくクエストクリアというような状況にならないよう,装備をわざわざ上位クラスのものに調整してくれていた。

 ちなみに,「クエストに出かけるときにはモドリ玉を用意するように」と教官から指示されていたのだが,それは“乱入クエスト”に備えてのもの。
 開始後しばらく経ったところで,辻本氏,アメリカザリガニのお二人,福田 萌さんが教室に登場。イベント開始前に行われたアンケートの優秀作品を発表したり,ジェスチャークイズを行ったりして,来場者を盛り上げた。
 なお,初心者ハンター 個別指導コースでは,辻本“校長”から「MH3G」をプレイするときに役立つ,以下のような“お得情報”の紹介も行われた。なお,これらのお得情報は,でも確認できるそうだ。

?クエスト中にチャチャとカヤンバに「こんがり肉」を渡すと,体力とスタミナが回復する。さらに獲得経験値も少し増すので,成長を早めることができる
?閃光玉をモンスターに向けて投げると,メイプルストーリー RMT,モンスターより後ろで炸裂してしまうことがあるため,モンスターに背を向けて投げると“当てやすい”
?対峙するモンスターとの“横軸”か“縦軸”が合うと攻撃を食らいやすいので,立ち回りでは,モンスターの正面に立たないことが重要。
?水中の場合は,スライドパッド+Bボタンで垂直に上下移動して軸をずらしてから,ターゲットカメラで方向を合わせ,モンスターに攻撃を仕掛けるといい
?モガの森では,モンスターを狩猟すると特産品を入手できることがあるが,討伐より捕獲のほうが特産品が出やすい
?タンジアの港で,ふらっとハンターにクエストを依頼する前に,カウンターにいるギルドマスターに話しかけることで,「クエスト難易度」「フィールド」「ターゲット」を指定できる

 最後に,モンハン模試の返却と修了証の授与が行われて,コースごとの講習は終了。参加者達は再び大教室に集まったあと,終礼が行われた。
 ここでは,モンハン関連のイベントやコラボ商品など,今後の展開についての紹介が行われた。
 まず,2012年夏にユニバーサル?スタジオ?ジャパンで開催される「モンスターハンター?ザ?リアル」について,ユーザーからイベントの企画を募集するという試みが行われる。詳しくはで確認してほしいが,Twitter/Facebook/mixiからアイデアを送信するだけなので,興味のある人は特設サイトにアクセスしてみてほしい。

 そのほか,全国9都市の“「MH3G」ご当地CM”が完成し,各“ご当地”限定で放送されることが発表された。なお,公式サイトではこれらのCMすべてを見られるので,見てみたいという人は,アクセスしてみよう。
 ちなみにこれらのCMには,モンハン部の“あずあず”マネージャーが出演しているものもあるそうなので,CMをじっくり見て探してみてはいかがだろうか。

 最後に,辻本氏をはじめとした登壇者が来場者に向けてスピーチを行い,約3時間にわたる講習を締めくくった。なお本稿では,同日に行われた第2部における,辻本氏のスピーチを締めとして掲載しておく。
辻本氏:
 皆さん,おつかれさまでした。楽しんでいただけたでしょうか。
 モンハンはこれからも,ゲームが中心となって,皆さんに楽しんでいただけるよう,ほかの展開も込みで続けていきます。
 「3(トライ)G」も,終わりが見えるところまで進行していないという方がまだ多いと思います。ゆっくり,じっくり遊んでいただいている間に,その次,たとえば「4」の話なども出していけると思いますので,定期的にモンハンの情報を見ていただければと思います。
 本日は,ありがとうございました。




おまけ
会場に展示されていた貴重な原画の数々
会場内のあちらこちらに掲示されていた“モンハン標語”。思わず「あるある」と頷きたくなるものばかりだ
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